まるで毛筆のような後面の漢文、朱印も彫り物
1995.7.14 中国 敦煌市内のお土産屋さんの片隅で淡々とたまご程度の大きさの木の実の様なものに鉄の細い筆で何かを彫る若い女性が・・・
完成品が竹篭に幾つかあり取り上げてビックリ!
前日見学した「莫高窟 第12窟」に書かれた「反弾琵琶伎楽」の乙女の絵がそのままコピーしたような精度で彫られていました。
(琵琶を背中で弾く乙女・踊る乙女・漢文の詩がひょうたんの実3面にし彫られています・・・中国のひょうたんはまん丸なんですね)
すぐ三個買い求めた瓢箪です。・・・たしか200元/個程度でした・・・購入後店の主人らしき男性が他の人に聞こえないように「貴方が一番価値の高い買い物でした・・・」と耳元でささやかれなんだか嬉しかった・・・今では窟の絵もカビで見えなくなっていて文献のみでの対面とか